「王朝食パン 識名園」は、識名園の駐車場の一画にある売店をリノベーションし、2021年にオープンしました。識名園が所在する那覇市真地の「真地自治会」と、識名園近くにある「いまいパン」が、地域が盛り上がるよう地産地消を掲げ、真地自治会と連携をとりながら運営しています。
国王の食パンは令和3年度那覇市長賞·優秀賞を受賞!
- 国王の食パン:1本
自家製の甘麹でやさしい甘みに
美味しさにこだわりつつも、できるだけ体にやさしいものを。行き着いた答えは麹の力でした。
味噌、醤油、酒、みりん… 長寿大国・日本の食文化は「麹」が柱と言われています。
パンという西洋から伝わった食べ物に、日本古来から伝わる「麹」をチャンプルーすることで、ビタミン豊富な甘麹から生まれる体に優しい甘みの食パンができました。
「国王の食パン」のためだけに、仲宗根糀家の米麹を使って毎朝、甘麹を炊き上げています。ほんのりとした甘さは、そんな手間ひまからできています。
湯種製法でもっちりと
湯種とは、パン生地に使用する小麦粉の一部に熱湯を加えてこね、一晩寝かせてお餅のようにした生地のこと。これを加えることでパンにもっちり感が増します。
日にちが経っても「国王の食パン」がもっちり・ふわふわなのは、このひと手間のおかげ。
美味しい食べ方
1日目
そのまま焼かず、なにもつけず、食感とほのかに香る上品な甘みをお楽しみください。
2日目
トーストすることで、小麦の芳醇な香りが際立ち、表面は「カリッ」、中は「モッチリ」のコントラストが楽しめます。